琴電 瓦町 1020形1991.8.13

琴電に限らず多くの地方私鉄では、
昭和40年代頃まで自社発注車を製作できる経済的体力がありました。
しかしオイルショック辺りからそうした余裕が無くなり、
中古の車両を購入するようになりました。
鉄道規格の琴平線は、比較的建築限界が大きく、
大手私鉄の18m車が入線できたので中古車による
近代化が早くから行われてきました。
京急・名鉄・阪神・京王と多くの会社の車両を購入し、
近年では冷房化も積極的に行っています。



琴電 今橋 30形 1998.8.10

しかし問題だったのが、軌道規格を引きずっている志度・長尾線です。
こちらは16mが精一杯なので、
18〜20mが標準の大手私鉄では程度の良い車両が見つからず、
近代化が遅れていました。
そのため戦前の車両が大切に使用されて、
動く電車博物館の異名を持つこととなりました。

ようやく16m車である名古屋市営地下鉄
東山・名城線の車両が導入されるに及んで、
近代化が一気に進む事となりました。


作成:1999年10月